彫刻家　柚木平吉

彫刻家　柚木平吉さんの原点は荻原守衛評伝「坑夫」に始まっているそうです。　荻原（碌山）とロダンの関係について、熱く私に語っておられました。　先ずは、予備知識なしに、作品集の写真を見て頂きたいです。　作品の対象がどれも身近であり、愛情に溢れているように見えるのですが、皆さんはどう感じられるでしょうか？

柚木さん企画の最近のイベントをご紹介致します。

２０２０年　童話　”漬物大明神”を発刊。ご興味のある方は一読をお薦め致します。

佐藤定氏（さとう　さだむ　２０１８逝去）との約束（人生は惚れたもん勝ち）
「備中神楽」300号と画家佐藤定氏との出会いから42年がたった今年、「童話漬物大明神」小暮夕紀子著を絵本で出版する縁にめぐり会えた。人生はおもしろがりの心と出会いという糸で織りなしてゆくもののようだ。定氏は落語好きで、自作の落ち話で私達を笑いの渦に巻き込んでくれた。その娘さんは、まるで個展落語のようなオチで童話を書き、私を即絵本作りへと誘ったのは、７年前のこと。絵は定氏の親友、まんさく氏（布下満氏）にお願いし、チーム「Ｈｏｈｈｏ・４の会」（フォッフォ・フォーの会）の一途な協力のおかげで私は生前の定氏と交わした約束を果たす事が出来た。何という幸運だろう。新型コロナ騒動の２０２０年を、小さな光とはいえ念願の絵本出版で締めくくれるとは・・・・実にありがたく、感謝しかない！
２０２０年１２月　柚木平吉